C++

C++で標数2の体

本記事では標数2の体をC++で定義する際の要点について概説する.

【記号摂動】幾何計算で退化に対処したい

幾何学計算は、誤差が全くないような整数同士の演算であっても特定の状況で正しく計算ができなくなることで私のような一般学生を困らせる。 二次元の凸包を作るときには三角形の符号付面積が0になる状況、二次元のドロネー図を得るときには三角形の外接円周…

C++で行列のなんやかんやを実装した話

これは最近実装したやつの解説です。主に自分が忘れたときのための備忘録として書いていますから他の人が読むにはあんまり親切ではないかもしれません。 静的なのと動的なの C++のテンプレートはとても強力なので大抵のことはテンプレートで解決できる。行列…

定数回のループを高速化する with fold expression

久しぶりにネタになりそうなことが見つかったのだ!更新してないからか、読む人はめちゃめちゃ少ないのだけれど、ありがたいことに0人ではないので、せっかく見つかったネタを自分だけの知見とせずにアウトプットしたいと思う。 またC++の話だけれど、ライブ…

C++のrange-based forで複数のコンテナをイテレーションする

C++は健康に良い。C++11で導入されたrange-based forが腱鞘炎の治療に役立つことは世界のどこに行っても変わらない普遍的な事実だ。だが、関節に優しいC++のrange-based forでも出来ないことがある。複数のコンテナのイテレーションだ。これだけは素直にwhil…